大人も子どもにも大事! 夢をかなえるためのお金のはなし

「ご家族でお金のはなしはあまりしない」「家計簿をつけるなんて時間はない」そんな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、一般社団法人おかねのがっこう、澁谷愛未さんにお話を伺いました

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澁谷愛未(しぶや あみ)さん

一般社団法人おかねのがっこう 代表理事
娘のお友達とのおこづかいトラブルを機に「娘の友達も巻き込んで、共通のお金の価値を持ってもらいたい!」と思い、始動。
金融商品の販売を目的としない、気軽 に「お金」の相談ができる人になりたいと思い、令和元年に「一般社団法人おかねのがっこう」を設立。
「『知らずに損』なら『知って得』しよう!」「金融知識の格差による貧困連鎖を継がせない」を経営理念に、一番身近な家計から社会保障制度、子ども向けの金融教育など、現役主婦・子育てママだからこそできる、主婦・子育てママ、子ども向けの講座を開催しています。

HP

暮らしの中で子どもと
話したいお金のこと

わたしが今、お金を教える活動をしているのは、両親の影響が大きいと思います。公務員の父と銀行員の母の家に育ったわたしは、子どものころからごく自然にお金のはなしをしていました。父から、「学校はなぜただで行けると思う?」と聞かれたり、幼い頃から母に通帳を持たされ、貯金をすれば殖える、使えば減るという当たり前だけど、なかなかできない学びを得ました。

そんな環境で育ったわたしは、3児の母として子育てをしています。夫婦間はもちろん、子どもたちとお金のはなしを積極的にしています。お金のはなしというと、タブーだと感じる親御さんも多くいらっしゃいます。夫婦間でこの話をするといつもけんかになっちゃう、子どもたちにする話ではない。そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、これから先、決まった日に決まった額のお金が入る時代は無くなるかもしれません。まずは大人が、お金はタブー、してはいけない話という思考を外して、お子さんと一緒に話し合うことが大切な時代なんじゃないかと思います。

わが家の子どもたちのおこづかいは少し変わっています。子供たちの年齢に合わせて目標達成シートを作成し、達成度に合わせておこづかいを渡しています。これは、何もしなくても、決まった日に決まった額が入るという思考を変えたいと思ったからです。もちろん、夫婦やお子さんと考えて決めてみてください。

おかねのがっこうで
伝えていること

わたしの運営するおかねのがっこうの主役は子どもたち。親子でご参加いただきますが、お子さんが前に、親御さんは後ろに分かれて座っていただき、授業参観のような形式で開催しています。

お子さんたちには、「欲しいものはありますか?」という簡単な質問をします。例えば「4万円のゲームが欲しい!」と答えたら、4万円のゲームのお金はどこから出てくるのかを一緒に考えていきます。4万円のゲームはお金があれば、簡単に購入できます。ですが、1000円の時給であれば、40時間働かないと買うことはできません。「1日何時間、何日働けば買えると思う?」そう聞くと、子どもたちにとってのゲームの価値が変わってきます。

子どもたちと離れた場所から見ている親御さんも、そんなやり取りを見て「改めてお金のことを考えてみようと思った」「小さい頃、こんな話をしたことがなかった」などおっしゃってくださいます。

家計簿をつけない節約

おかねのがっこうを運営していると、よく「節約したいなら、家計簿をつけないといけないの?」と言われます。ですが、わたしは、家計簿をつけない節約をお勧めしています。わたしもそうですが、子育てママは毎日忙しい。家事だけじゃなく、子供の習い事の送り迎えや学校行事など、毎日があっという間に過ぎて、自分の時間を取ることもままならない。そんな中、レシートを集めて家計簿なんて、ますます、節約が嫌になってしまいそうです。

わたしは、まず、毎月使える生活費、学費、医療費などを大まかに決めています。「わが家は●万円くらいかな」という程度で大丈夫です。そして、100円ショップでファスナー付きのファイルを購入し、日付をつけ、そこに、1日に使える生活費や学費を分けて入れ、それ以上は使わない、そうやって毎日管理しています。

最近は、キャッシュレスも活用しています。その場合も、毎月使う生活費の中でキャッシュレスが使えるお店でどのくらい毎月使っているのかをざっくりとでいいので金額を出し、その金額をひと月分チャージ。見える形で毎日の金額は分かりませんが、「毎日●千円まで」と決めています。余ったお金は、生活費貯金にして、頑張ったご褒美に外食などに使います。

「節約=我慢」じゃない

節約は我慢。そうイメージしている人も多くいらっしゃいます。わが家では、節約すればみんなの夢のために使おうねと、具体的な楽しみを皆で話すようにしています。例えば、わたしの夢。それは、子どもたちと海外に行くこと。学生時代に留学を経験したわたしは、子どもたちにも同じ経験をさせてやりたいと思っています。だけど、なかなかです。ですので、毎日少しずつから始めました。

あとは、マイホーム。主人とわたしは、地元廿日市が大好き。東京に住んでいたこともありましたが、「子育ては地元で」と決めていたので、両親や友達もいる地元にマイホームを購入しました。マイホーム購入は人生の大きなお買い物ですので、ここはしっかりと考えて購入したいところです。まずは夫婦間でお金の話ができるような環境をつくりましょう。その際、子どものお金の教育に関する方向性も共有しておけばよいでしょう。

今日から始められる
お金の管理3つ

家族のために毎日忙しいママ。
お金のことは苦手なママ。
そんな方にとって、すぐにできる、毎日できることは、3つ。

●ファイルを買う
●毎月必要な生活費、学費、医療費を大まかに出してみる
●ファイルに1日で使えるお金を振り分ける

ここから始めてみてください。
きっとご家族でお金に向き合えるようになりますし、毎日も楽しくなります。

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