花のある暮らしを始めよう! 夏の花を長持ちさせるコツ

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おうちで過ごすじかんが増えたこの頃。季節の花を飾って、お部屋の雰囲気や気分を変えてみてはいかがでしょうか。
広島市西区三篠町にある花屋「花栄 マダムテテ」のオーナーである大川和恵さんに“花のある暮らし”の魅力を語っていただきました。

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花の姿や香りが
心を癒やしてくれる

花を見て、嬉しくなったり、ほっと安心できたりする方は多くいらっしゃると思います。
花を見ることで、幸せホルモンと呼ばれる、ドーパミンやオキシトシン、セロトニンが分泌されるといわれています。

また、花には香りもあります。
アロマの精油にバラやラベンダー、カモミールなどがあるように、花の香りにはリラックスの効果があることが広く知られています。花は視覚や嗅覚から私たちに多くのことを与えてくれます。

花屋をしているので自宅では切り花を1輪でも飾るようにしています。毎日の暮らしで忙しくイライラしている時や、不安がある時も、花が視界に入るとほっとできます。だからこそ、目につく場所に花や植物を置くようにしています。
毎朝あわただしく立つ洗面所にも置いています。

花は心を癒してくれる、そう感じています。

花束で買って花瓶に飾るという方が多いのですが、もっと気軽に1輪から花のある暮らしを始めてみてください。

花に興味がなかった私が
フランスへ

実家の花屋を受け継ぐまでは、花にそれほど興味がありませんでした。そんな私が思いのほか、花が好きになったのです。花の文化が活発なフランスに通うほどになりました。

日本の花は贈りもの、またはハレの日、おもてなしの際に飾るものというイメージがありますが、フランスでは、花や植物は、日常になくてはならないものの一つとして暮らしに溶け込んでいます。もちろん、贈りものとして花を贈る文化もあります。男性から女性に花を贈る機会も、日本人より多いと思います。

そんなフランスが大好きで、お金を貯めては通っていました。その際に花の国家資格があることを知り取得しました。

「花ロス」のために
できること

コロナ禍でお店などの活け込みの花や、イベントなどで花を使う機会が減ってきています。花を廃棄せざるをえない「花ロス」が増えています。花の農家さんたちは、土から時間をかけて花を育てているので、花の需要が減っているからといって量を調整することはできません。市場に花が余ってしまうのです。

そこで、毎月定額で花をお届けする“LOSUBO(ロスボ)”というサービスを始めました。LOSBOでは、広島県産や近隣の花を多く取り扱い、旬な花をお届けしています。

小さいお店ですが、何か貢献できればと思い始めました。

夏の花を長持ちさせる
4つのこと

夏はどうしても花の持ちがよくないのですが、4つのことに気を付けると持ちがよくなります。

①こまめに水の入れ替えをする。
1日最低でも1回、数回水替えしたほうがなおいいです。

②水の量を少なくして、雑菌が増えるのを最小限にする。
30センチ以下の長さの花は数センチで大丈夫です。

③直接日光が当たらない、涼しい場所に置く。
涼しいといっても、冷房が当たる場所はNGです。

④茎の切り替えをする。
茎が茶色くなっている部分は1センチ程度カットすることで、水の吸い上げがよくなります。
茎がヌルヌルしている場合は洗ってください。

夏の花の代表、ヒマワリやトルコ桔梗などは比較的長く楽しめます。夏は切り花だけでなく、花鉢物もおすすめです。アンスリュウムやハイビスカス、ブーゲンビリアも夏らしくて、花もかわいく、夏の環境に強い植物です。

花は贈りものにも喜ばれますが、自分の気分をあげるためにも、ぜひ、暮らしに取り入れていただきたいです。花のある暮らしは、きっと毎日を癒してくれます。四季を通じて、花を楽しんでみてください。

madame tété

住所〒733-0003
広島市西区三篠町3丁目12番18号 101
TEL082-237-1187
MAILkaei_tete@yahoo.co.jp
定休日火曜日
営業時間9:00〜18:00
(予約はそれ以外でも可能です)
HPこちらをクリック

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