フクトコトバは人生を変えるツール。使い方を伝えて自分らしさを応援。

シリーズ「あの人に会いにいく」では、広島で暮らしのてまひまを楽しむ“素敵なあの人”に会いに行きます。今回は、フリーアナウンサーであり、イメージコンサルタントという2つのお仕事に取り組む、徳永真紀さん。現在、三次市にお住まいということで、徳永さんも立ち上げにかかわったという女性の活躍を応援するクリエイティブスペース「アシスタlab.(ラボ)」でお話を聞きました。人生を楽しくする、自分に優しくできる言葉をたくさん教えていただきました。

こつこつ追求型の方にオススメ
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ゲスト:徳永真紀さん

1976年、広島生まれ。福島のラジオ局アナウンサーをへて、フリーアナウンサーとして独立。テレビリポーターやラジオのメインパーソナリティーを経験する中で、より「伝わる」コミュニケーションを追求したいとの思いから、イメージコンサルティングの専門資格を取得。「フクトコトバ(服と言葉)で、人生を変える」をコンセプトに、企業研修やセミナー、女性起業家向けブランディング支援などを行っている。

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夢に向かって
夢中になりすぎた時代

フリーアナウンサーの徳永さんの始まりは、中学生のときにドハマリしたというラジオ。「思春期の不安定な気持ちに寄り添ってくれるラジオが大好きになりました」。ラジオが好き、楽しそう、これが仕事になるといいなという気持ちで、「ラジオで話したい」という夢が芽生えたそうです。ラジオで話しているのは、DJ、タレント、アナウンサー。子供のころから堅実だったという徳永さんは、サラリーマンの局アナウンサーを選びました。

当時はインターネットもなく、アナウンサーになる条件として唯一知っていたのが4年制大学卒業という条件。とりあえず地元の4年生大学へ進学し、夢の実現に向けてできることは何でもしようと心に決め、地元の大学に通いながら、東京のアナウンススクールにも通い始めます。希望の職業はただひとつ。「今年アナウンサーになれなければ留年する」「最初に声をかけてくれた局に行く」と固い決意で臨んだ就職試験。その甲斐があって、福島のラジオ局でアナウンサーとしての第一歩を踏み出すことになりました。

それからの5年間は、ひたすら仕事に没頭する日々。とにかく上手くなりたい、期待に応えたいと、人づきあいを絶つほどだったそう。「アナウンサーは、人とコミュニケーションをとる仕事。社会経験を積むことが大事なのに。もったいなかったと今ならよく分かります」と徳永さん。一つのことに集中しすぎてしまう徳永さんに、心身ともに限界がやってきます。そして広島に戻ってきました。

何かに夢中になればなるほど、それ以外のことが意味のないことのように見えてくる、そんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。反対に、その時は必要ないと思っていても、今に役立っていることも多いはず。「生きた分だけ経験値!」という徳永さんの言葉に、人生を楽しくするヒントや、自分自身を認める優しさを感じます。

好きと似合うは違う
服と言葉で自分らしく

フリーアナウンサーとして、ラジオのメインパーソナリティーを務め、テレビの世界にも挑戦した徳永さん。ラジオでの経験をいかしてイチから頑張ろうと意気込んだ徳永さんでしたが、初出演の番組を見た家族の一言に衝撃を受けます。「なんか、パッとせんねぇ。体調でも悪いんね?」

そこで気づいたのが、「好きと似合うは違う」ということ。「より伝わるコミュニケーションを実現するには、言葉だけではなく装いでも自分をブランディングすることが必要」ということ。イメージコンサルティングを受けてみることにしました。徳永さんに新しい人生のスイッチが入った瞬間です。「似合うものが分かると、周りの反応もよくなって、私の印象もよくなる。みんな知ったら幸せになるはず!」。そんな思いから自らも専門資格を取得、「フクトコトバ(服と言葉)で、人生を変える」をコンセプトに、イメージコンサルタントとしての活動も始めました。

アナウンサーとして言葉の力を信じ、イメージコンサルティングでは人は見た目で左右されることを実感。異なる仕事を両立しながら、「私は何がしたいんだろう」という迷いが生まれます。考え抜いて出した答えは、とてもポジティブなものでした。「服と言葉も道具。その人がその人らしく生きていくために、社会とうまくやっていくために、服と言葉の使い方を伝えていこうと決めました」

経験を正解にしていく努力

徳永さんは現在、ご主人の実家がある三次市に在住。仕事はほとんど広島市内、仕事への影響はないのでしょうか。「三次在住でフリーアナウンサーは珍しい職種なので、三次で話題になるプロジェクトなどに声をかけてもらいやすいんです。しっかり生活することで、パーソナリティーとして話せる内容も変わりました。三次で世界を広げてもらいました」と話します。

また、コロナ禍の影響で、オンラインでの「見せ方」や「話し方」を教えてほしいという依頼が急増。「必要とされるなら!と走り出してみました」と新しいことにも軽やかにチャレンジします。

何かの選択を迫られたとき、徳永さんの判断基準は「どっちが楽しいか」。そして、置かれた状況で、自分らしく生きる方法を考えるそうです。「決めたのは私。だからこそ、その道を選んだ意味をつくりたい」と力強いコメント。徳永さんのお友達の言葉を借りると「やったことを正解にしていく努力をする人」という印象を受けました。

将来の夢をお聞きすると、「10年後の自分は見えなくて。でも、未来が見えないことに悩んではいません。どちらかといえば楽しみ」。徳永さんのお話からは、「楽しむ」という言葉がたくさん出てきました。

徳永さんのてまひま

取材日に、鮮やかなオレンジの洋服で登場した徳永さん。「アクセサリーはこれで大丈夫ですか?」と数種類のピアスを見せてくれました。徳永さんはいつも、誰と会う?何をする?と考えて服やアクセサリーを選びます。今日は、撮影があるから華やかなもの、記事が掲載される真夏に涼しげな印象を与えるようにと透明感のあるアクセサリーを選んでくれたそうです。出会いを楽しみにしてくださっていたことに、こちらもうれしくなります。

素敵な装いに見とれていると、足元に目がとまりました。靴下に犬のキャラクターが描いてあります。徳永さんの大人っぽい印象とのギャップに、思わず笑顔になりました。「私は第一印象で相手に緊張感を与えてしまうので、ファッションでは一つ抜けをつくるようにしています」。イメージコンサルティングは、相手への優しさでもあるのだと知りました。服と言葉の選び方で、過ごすじかんの楽しさが膨らんでいくのを実感しました。

あの人に会いにいく

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