自分の感情に敬意を払って、純度100%の私に。

暮らしのてまひまでは、子育てのじかんというコーナーを設けて、子供たちとのじかんがもっと楽しくなる情報を発信しています。ライターをしてくださっているママさんはなんと11人! 今回からお一人ずつインタビューしていきます。第1回は、「はじめに母ありき」の三井祥子さん。インパクトのある事業の名前に込めた思いについて、また三井さんの生き方のモットー「純度100%」の意味も明らかにします。

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ゲスト:三井 祥子さん

2人の子供(一姫二太郎)の母。秋田出身、結婚して沖縄に移住、現在は東広島市在住。“はじめに母ありき”を合言葉に、幸せの循環を起こすお母さんを増やすことを目的に活動。東広島ママの地域密着型コミュニティ「のんママ」の運営、 自分らしい生き方とビジネスを学ぶ「オンラインビジネススクールWithU」の副学長。

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やりたいことができない、
動けなくなった出産後

お母さんのビジネスや生き方・在り方のトータルサポートを行っている三井さん。一人ひとりに深くかかわりたいという思いから、完全マンツーマンのオンラインセッションで行っています。出身は秋田県、現在のお住まいは広島県東広島市。東広島のママが約600人参加する地域密着型コミュニティ「のんママ」を運営されています。

「山や海が近くて、空港も新幹線もあって便利。実は、縁もゆかりもない土地なんです」と聞いて驚きました。

お母さんのサポートというお仕事を始められたきっかけを伺うと、予想外の答えが返ってきました。実は子供に興味がなかったという三井さんがご主人と出会って不妊治療に取り組み、妊娠、出産。ゴールだと思っていた出産が、実はそうではなかったことに気づいて愕然としたそうです。

出産するまでは、縁のない東広島市でアロマテラピーやマクロビオティックの講師として活動。出産のために里帰りした秋田でも自ら売り込んで活動をつづけました。それが出産したとたん、子供が熱を出せば講座ができない、何をするにも子供の状況次第。2人目を生むと、そんな状況がさらに加速しました。こんなことなら、初めからやらなければいいんだと思うようになり、動けなくなったそうです。

「でも、周りのママは子育てもしながらビジネスでも活躍している。おかしいな」という思いが三井さんの頭をもたげました。

私が本当にしたい
ことは何?

そんなとき、たまたま誘われた整体で、ある一言が三井さんを変えます。「いいお母さん、いい妻、手放してみたら」。自分は何がしたいのか、本当はどうありたいのかと自問自答する日々へと突入します。

同時期、アロマやマクロビのオーダーメイド商品の注文が入るようになっていました。商品をおうちに届けにいって、お母さんの話を聞くという流れが定番に。あるお母さんを定期的に訪問して話を聞くようになり、三井さんのアドバイスによって少しずつ状態がよくなっていったそうです。三井さんはやりがいとお母さんたちのケアの必要性を感じながらも、あることに気づいて呆然とします。「私はこの人をコントロールしているのではないか。そして、この人を支えることが私の生きがいになって、私自身の承認欲求を満たしているのではないか」。三井さんはその状態を共依存と表現します。「自分の力で立って生きないと何も変わらない。まずはお母さんと向き合う私が、そしてお母さんと子どもの向き合い方をサポートするならお母さんから整えなければいけない」。

そんな発見から生まれたのが、「はじめに母ありき」という考え方です。この言葉は、受け止めた人の立場や状況で意味が変わってきます。自分のことを後回ししていたなと思う方もいれば、家族を置き去りにしていたなと思う方もいるはず。「自分を生きようと思うなら、まずは自分を整えることが大事。それに気づくことができれば問題を広い視野で考えられるようになると思います。そんな母の在り方は子供に、その子供へと受け継がれていくのではないかなと思うんです」。三井さんは100年先の子育てを見つめています。

自分をむき出しにされる
子育てで得たこと

起業するママは子育てとの両立が大変。それをいかに楽しく面白く見せていくかが、三井さんのサポートの根幹。もともとその人にあるものを一緒に探し、それがビジネスとして成り立つまでのお手伝いをしています。

そんな三井さんの子育てとお仕事を両立させるコツを聞きました。すると、働くじかんは特に決めていないし、子育てのルールも特にないとのこと。「しいて言えば、宿題をしなくても死にはしない、が家訓です」と笑います。

ただ、子供たちに必ず伝えることがあります。それは、宿題をしない理由をしっかり考えておくこと。「理由が分かっていれば、納得して行動できます。罪悪感が払しょくされ愚痴がなくなります。お母さんも同じ。お仕事をすることも友達とのランチをすることも、それをする理由がちゃんと見つけられているなら納得して行動できるはずです」。

このような考えに行きついたのも子育てを経験したからこそ。「子供をうむことがすべてではないけど、私の場合は子育てをしたからこそ、自分の課題に気付くことができました。子育ては自分をむき出しにされる。子供たちは引き出し上手だから笑」

三井さんのてまひま

三井さんが生き方で大切にしていることは、純度100%でいること。

例えば、この音が好き嫌い、ママ友のランチは心地いい悪いとか。そんな自分の心の声を聴くことだそう。「とりあえず流れに任せていると場は丸く収まります。でも、それを繰り返していると、何がしたいのか分からなくなって、自信も失われていきます。そんなふうに、自分をいけにえにしていることは意外と多いと思うんです。自分を満たすには、自分の声をきちんと聴くことが大事。自分の感情に敬意を払うしかないと思っています」

日曜の夜、家族で食事をしたあとに一人で洗い物をしていたとします。なぜ私だけしなくちゃいけないのと不満に思う日もあれば、それさえ喜びを感じる日もあります。答えはあなた次第、答えは自分の中にあると三井さんは言います。

そんな思いをまとめたのが電子書籍「はじめに母ありきという生き方」。本にすることは三井さんが自分と向き合う機会になっているそうです。商業出版も目指しているそうです    

純度100%を大事にする三井さんと話していると、私の純度も高くなっていくような気持ちに。濃厚なじかんとなりました。

子育てのじかん

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