てまひまかけるのは1つだけ
がんばりすぎないアウトドア
子どもたちはもうすぐ夏休み。焼けつくような暑い日が続きますが、家の中ばかりで過ごすのはもったいない。
夏のアウトドアといえば海や山やキャンプなどが思い浮かびますが、道具がたくさん必要そうだったり、何から準備すればいいか詳しくはわからない…。
そんなアウトドア初心者の方におすすめな「1つだけ」てまひまをかけてみるアウトドアをご紹介します。
外でご飯を作ってみる

屋外で、特に自然の中で食べるご飯は格別で、これぞアウトドアの醍醐味、と感じさせてくれます。以前「ひとりキャンプのすすめ」という記事で「キャンプ飯を楽しむ」としても紹介しています。
こちらの記事では「キャンプ用の調理道具を持っていなくても、カップラーメンだってレトルト食品だってOK」という内容でしたが、今回は「1つだけ」てまひまをかけて外でご飯を作ってみたいと思います。
使用するのは「メスティン」というアルミ製のお米を炊くための箱型の飯ごう、メスティンをのせるコンロになる「固形燃料ストーブ」、調理するための火力になる「固形燃料」です。

アウトドアメーカーから様々なメスティンや固形燃料ストーブ、ガスボンベを使ったバーナータイプのものも発売されていますが、まずはお試しでやってみたいという方にはホームセンターや100円ショップで販売している安価なものでも十分調理することができます。
メスティンは飯ごうと言いながらお米を炊くだけではなく、煮る・焼く・蒸す・燻すなど様々な調理を行うことができ、インターネットを検索するとメスティンを使ったレシピはとてもたくさんヒットします。
メスティンを使ったもっとも簡単な調理、それは「お湯を沸かしてカップラーメンを作る」です。
結局前回の記事と同じじゃないか、と思うかもしれませんが、インスタントでもレトルトでも外で食べようとするとお湯が必要になるものです。
もちろん他の調理も色々できますが、「メスティンを使ってみる」という「1つだけ」にてまひまをかけてみるのも良いのではないでしょうか。
基本的なことになりますが、屋外での火の取り扱いには十分注意してください。
火の使用が禁止されている場所でないか確認の上で楽しむようにしましょう。
テントを立ててみる

大きな公園に行くと家族連れがこぞってテントを立てている光景をよく見ます。
キャンプをするためではなく、日を遮るもののない公園で日陰を作り、持ってきた荷物を入れておくスペースとして活用するためです。
こうしたテントはロープやペグを使わず広げるだけでテントの形になるものが多く、たたんで持ち運ぶのも簡単なので、車のトランクに常に入れておくこともできます。こちらも小さなものであればホームセンターで手軽に手に入ります。
実際に使ってみると、座ったり寝転がったりしているだけでもちょっとしたアウトドア気分になれます。特に子どもたちはこうした特別なアイテムが出てくると大喜びです。実家の庭でテントの中に座布団を敷いてトランプをしはじめたこともありますし、最終的には家の中で子ども用の小さいテントの中におもちゃをたくさん持ち込んで自分の部屋にしはじめました。
キャンプ場や大きな公園でなくても、「1つだけ」てまひまかけてテントを立ててみるだけでアウトドア気分を味わうことができます。
お家で楽しむアウトドア・
アウトドアリビング
コロナ禍の中で、お家の庭や駐車場でバーベキューをされている方を見かける機会が多くありました。
火を使ったり食材を準備して運んだりするのはどんなにコンパクトに纏めてもやはり手間がかかってしまいますが、自宅でやればその心配はありません。
最近は「アウトドアリビング」といって、お庭を室内のリビングのように活用する楽しみ方が注目されています。

ウッドデッキにアウトドア家具を設え、日除けと目隠しを兼ねたタープをかければ、屋外の第二のリビングのように使うこともできます。プライベート空間とアウトドアを兼ね備えた家族で楽しめる空間になります。
もちろん全て準備しようとすれば大変かもしれません。そこは「1つだけ」お気に入りのガーデンチェアを置いてみたり、それこそお庭でテントを立てて、メスティンで料理をしてみてもいいかもしれません。
一番の手軽さは「お家でできること」。
アウトドアリビングのある暮らしはいかがですか?
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